JAWS
誰にでも「映画を好きになるきっかけ」となった一本があるとおもいます。
私にとっては、初めて映画館で見た洋画である「JAWS」がこれにあたります。
それまでは映画なんて特に興味のなかった私が、ジョン・ウイリアムスのテーマ曲のせいだったのか、ショッキングな鮫の姿のせいだったのか解りませんが、なぜか「JAWS」だけはCMを見てから気になってしかたなかったのです。
我が家は両親とも特に映画好きというわけではなく、田舎に住んでいる子どもにとっては、親に連れて行ってもらえないとなると映画館に行くのは大変です。なんとか年の離れたいとこにお願いして、連れて行ってもらうことができたのです。
コーラとポップコーンを手に大きなスクリーンで見た「JAWS」は、私にとても大きなインパクトで与えました。そのスリルとサスペンスに、私はすっかり魅了されてしまったのです。本格的に映画少年となるのは中学生になって自分で映画館に行けるようになるのを待たなければなりませんでしたが、映画のすばらしさはこのときしっかりと胸に刻まれ、今でも残っているのだと思います。
また時代も良かったのでしょうね。「JAWS」の後にも、「スター・ウォーズ」「エイリアン」「ET」「レイダース」と、スピルバーグ関連を中心に「映画の楽しさ」に満ちた作品が続いたことも映画を好きになる原因となったのでしょう。
そんな「JAWS」も今年で30周年となるようで、「ジョーズ 30thアニバーサリー スペシャル・エディション」なるDVDも発売を予定されているようです。「JAWS」のDVDは持っているけど買ってしまいそうです。DVDやホームシアターの普及で、今では安価に家で映画を楽しめるようになりました。 良い時代になったものです。
でも、たまにはちゃんと映画館に見に行かなくては。ポップコーンも買って。
#009
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コメント
こんにちは。
トラックバック、ありがとうございました。
この記事を読んで、私は初めて自分の父親のありがたさを実感できました。
私も田舎(滋賀県大津市)の出身なのですが、一応、映画館はありました。たいてい2本立てがお約束でしたが。
京都へのアクセスが便利な場所だったので、私が映画に興味を持ち始めた頃には京都の映画館に行くのがお決まりでしたね。
私には父という素晴らしい先輩がいましたが、そういう存在がなくても映画好きになれたというのは、それでまた素晴らしいことではないでしょうか。
尊敬してしまいます。
時代も確かに良かったです。
スピルバーグやルーカスがエンタテイメントに満ち溢れた映画をガンガン撮ってくれていて、映画にのめり込むにはもってこいの時代でした。
レビューに書かれている映画、すべて観に行きましたから。
私は『ジョーズ』のDVDは持っていませんから、レビューで紹介されているアニバーサリー スペシャル・エディションを購入すると思います。
情報、ありがとうございます。
『ジョーズ』シリーズは父の好みもあって、全作観ましたが、1作目をしのげるものはありませんでしたね。
かくいう父は3Dメガネをつけて観る4作目(だったかな?)がいたくお気に入りでしたが・・・。
私の方からトラックバックしていいものかどうか・・・。記事の内容がお粗末なもので・・・。
トラックバックしてもいいですか?
投稿: つっきー | 2005/05/24 05:28
つっきーさん、コメントありがとうございます。
> アニバーサリー スペシャル・エディションを購入すると思います。
一生海に行けなくなりますよ(笑)。
お父さん、ジョーズ全部見たんですね。ぜんぶ娘を連れてですか?わたしは2でやめてしまいました。
> トラックバックしてもいいですか?
ぜひお願いします。読んでいただいてありがとうございました。
投稿: starless | 2005/05/24 21:06
トラックバックさせてもらいました。
『ジョーズ』にはいろんな思い出(トラウマ含む)があるので、やっぱりDVDで持っておきたいです。
海は・・・遠くから眺めるだけでいいです。
泳いだり、潜ったりするだけがすべてじゃないし・・・。(ちょっと強がり)
もちろん、私も父とシリーズ全作制覇しましたよ。(笑)
3Dメガネは私より父の方がはしゃいで喜んでいたと思います、きっと。
投稿: つっきー | 2005/05/25 09:06